LED屋内照明

2010.3.29
最近、電球型のLEDランプが出回るようになりました。ようやく、60W電球並の明るさになった感じがあります。 当社においても、消し忘れの多いトイレと玄関に使用しています。蛍光灯と違ってすぐ明るくなるので、電球と置き換えても違和感がありません。
電球型LEDランプは省エネには役立ちますが、LEDの取り回しの良さを生かして好みの場所に設置したいとなれば、やはり自作でしょう。
ということで、屋内用に製作したLEDランプをご紹介します(実際に1年近く使用しているものです)。


写真1
これは6畳の開発室に取り付けたものです。できるだけ目立たないよう、細長い形にしてみました。また、LEDの照射角を考慮し、壁面に対して45度下向きになっています。

写真2
LEDは日亜化学の雷神NSPWR70CS-K1を使用しています。スペックは Vf=3.1V If=50mA 20lm 80°です。
このLEDをLED PARADISEさんの18LEDマルチ基板に実装しました。基板は3個のLEDと1個の抵抗を直列接続した回路が6つ並列に接続されたものです。この基板を直角二等辺三角形の断面の木材に固定しました。
12V電源を使用しましたので、抵抗は余裕を持たせて68Ωとしました。

写真3
その18LEDマルチ基板を3枚並列に接続しています。長さは65cmほどあります。
反対側の壁面にも2枚のマルチ基板を取り付けていますので、部屋全体でLEDの数は90個となります。明るさは計算上、1800ルーメンになり、仕事には十分な明るさです。
消費電力は12V×1500mA=18Wですから、60W相当の電球型蛍光灯と同じくらいですね。でも、明るさは断然LEDの方が上です。光束が絞られているからでしょう。

写真4
電源には12V1.5AのACアダプタを使用しています。
以前、レールには電球のダウンライトがついていました。
LEDに直結していますので、壁のスイッチでオン・オフします。

写真5
こちらはミーティングスぺース。
やや広いので蛍光灯のダウンライトをメインにしていますが、テーブルをより明るくするためにLEDランプを補助的に使用しています。

写真6
これはエントランスに設置したものです。
コンパクトにまとめるため、ここではユニバーサル基板を使いました。車載LEDランプの応用です(笑)。
自作の人感センサを使ってLEDのオン・オフをしています。

写真7
階段にも設置しています。割と低い位置にあるので、足元が明るく影もできにくいようです。

写真8
エントランス同様、こちらも人感センサを使用しています。スイッチを操作しなくてもいいので手がふさがっていても平気ですし、消し忘れがありません。
写真8は1階側のNaPiOnセンサユニットですが、2階側にもあります。どちらか一方で検出されれば点灯する仕組みです。

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